痛風に効果いい漢方薬説明する

痛風は、手や足、膝、肘などの関節が腫れ上がって熱をもち、激しく痛む病気です。原因としては、食べ物(とくにタンパク質)のとり過ぎによって血液中に尿酸が異常に多くなり、このとき身体が冷えや外傷、疲労など誘因があると、尿酸の一部が手足の関節のまわりに沈着して起こります。また、過度の飲酒も尿酸値が上がる原因です。すなわち、日常の食生活に十分注意が必要な病気です。

今ほど多くの食材があふれていない時代、食物の情報は今ほど多くなく、多くの人は栄養についてもあまり知らないまま、食事をしていたと思います。しかし現代は、十分な食資源や情報を利用して、自分自身で将来の健康に「食」を活かせる、恵まれた時代になっていると思います。もちろん健康には色々な因子が複雑に関与しているので、栄養だけで全ての病気の予防ができるわけではありません。しかし、食への知識を少し高めるだけで、何もしていないのに比べてよい結果が出るはずです。

漢方を使った対処法

漢方では、高尿酸血症の状態は、臓毒と呼びます。これは体の中の余分な代謝産物を体の外に排泄できなくなった状態です。しかし、尿酸値の急激な低下はかえって痛風発作の誘因となる場合があります。漢方療法では尿酸値をゆっくりと低下させるよう働くため安心な治療と言えます。

代表的な漢方薬

越婢加朮湯

比較的体力のある人、のどが渇き、分泌物の多いもの。

桂枝茯苓丸

血色はよく、頭痛、肩こり、めまいがあり冷えを伴い、下腹部に圧痛を認めるもの。

疎経活血湯

瘀血があり、上下肢痛や片身痛があるもの。とくに夜間に痛みがはなはだしいもの。

大柴胡湯

みぞおちが硬くはっており、便秘がひどいもの。耳鳴り、肩こり、食欲不振などをともなうもの。

桃核承気湯

頭痛またはのぼせる傾向があり、下行結腸部に圧痛や宿便を認め、下肢が冷え、尿量減少するもの。

防風通聖散

脂肪ぶとりの体質で便秘し、尿量減少するもの。

麻杏薏甘湯

比較的体力のある人で、関節や筋肉の痛みに用いる。

薏苡仁湯

患部に熱感、腫張、疼痛があり、やや慢性化したもの。

 

 

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